新型コロナは相変わらず猛威を振るっていますが、社会は日常を取り戻したように思います。雑司が谷も夏市や盆踊りが開催されました。
この季節になると、雑司が谷の人々は本当にお祭りが好きなんだと感じます。とくに若い人たちが多く訪れ、露店の食べ物を美味しそうに頬張っています。
今年は昨年にも増して暑い日が続きます。露店で働く人たちは本当に大変そうです。とくにたこ焼きやお好み焼きなどの鉄板を使うお店はサウナ以上に暑い環境にあると思います。熱中症の対策はしっかり行ってほしいものです。
私とパートナーは相変わらずたこ焼きとビールを買ってお祭りを満喫します。家のなかでゆっくり楽しむのもいいですが、屋外で汗だくになるのもいいものです。ただし、私たちの場合は季節を問わず楽しんでいるので、あまり関係ないのかもしれません。
私たちの隣の席には制服姿の女子高校生ふたりが座っていました。額に髪の毛がまとわりついてもその場から離れず、鏡を見ながらファンデーションの話題で盛り上がっていました。これだけ暑いとお化粧が崩れて大変だと思いますが、きっとお祭りの雰囲気が好きなのでしょう。私が高校生の頃はファミリーレストランでぐうたらしていましたが、今は遊べる場所が少なくなったのかもしれません。お祭りは青春を謳歌してもらうためにも貴重な存在です。
小さな子どもたちもたくさんいて、皆楽しそうにしていました。親御さんたちは子ども用の麦茶を用意したり、散らかしたテーブルを片付けたりと大変そうでした。こういった努力が次の世代にお祭りの楽しさを伝え、育んでいくのだと思います。
盆踊りのあとは大鳥神社の例大祭が控えています。酷暑が続きますが、体調を崩さないように気をつけながら、お祭りを楽しんでいただきたいと思います。