うだる暑さに押しつぶされていたら、あっという間に八月が過ぎていきました。猫の毛と同じく、人の汗もなにかに利用できたら世界のエネルギー問題も解決するかもしれません。
夏バテを実感したことがあまりないのですが、今年は身体全体に鈍い倦怠感があります。連日の暑さはもとより、生活習慣の変化にもよるのかなと思います。
若いころは毎日徹夜が続くなど仕事が忙しく、常に身体がだるかったと思います。そのような生活をしていたので、夏バテしても気がつかなかったのかもしれません。もちろん、今よりも体力があったので、毎週夜遊びできるくらい元気ではありました。
2017年頃から五、六年はリモートワークだったので、通勤がなく天候の影響を受けにくかったと思います。ずっとエアコンが効いた部屋にいたので自律神経に不調をきたしていたのかもしれませんが、楽な姿勢で仕事ができていたので夏バテを意識しなかったと思います。また、相変わらず徹夜したりと無理な働き方をしていたので、感覚が麻痺していたのだと思います。
現在では比較的安定した生活を送っていますが、毎日オフィスまで通勤しているため日差しが強かったり、北風が冷たかったりと天気の影響を直に感じています。また、体力も衰えており、すぐに疲れてしまいます。このような環境であれば、夏バテしたと感じるのも無理はないでしょう。
それでも、夏場に食欲がなくなることはありません。熱を感じたり、頭痛がすることもないので、もしかすると勘違いなのかもしれません。また、外で働く人たちを思えば、私は恵まれた環境で仕事ができていると思います。歳のせいだとか、仕事環境のせいだとかいろいろと理由をつけずに、しっかりと体調管理をして暑い日々をなるべく健やかに過ごしたいと思っています。
