職場のコミュニケーション

職場はそこで働く人たちによって雰囲気が変わりますが、コミュニケーションの方法も異なるものだなと思います。

私がこれまでに勤めてきた職場では、Slackのようなチャットツールを用いてコミュニケーションをしてきました。さらに相手の席まで出向いて補足を加えたり、感謝の気持ちを伝えるなどしていました。

現在の職場でもSlackを使用していますが、口頭によるコミュニケーションはほとんどなく、雑談もありません。「了解した」「ありがとう」などの軽いやり取りは絵文字で済まし、込み入った依頼もすべて短い文章で済ませます。

ツールの使い方としては間違いではないのですが、私の古い考え方からするとひと声かけたほうが効率的で、思いも伝えやすいのではないかと思ってしまいます。リモートワークや離れた席ならまだしも、隣の席にいても声をかけられることがほとんどありません。また、簡単な報告や共有もしない場合もあります。

これは私が皆と歳が離れていて敬遠されているのかと思いきや、同世代でも変わらないようです。
仕事の邪魔をしないように配慮してくれているのか、もしくは相手のパーソナルスペースに踏み込むことに不慣れなのかもしれません。

世代によるものなのか、SNSなどのメッセージツールの影響なのか、はたまたリモートワークが普及したからなのか、コミュニケーションの捉え方が変わってきていると思います。

正直に言えば違和感があり、この先さまざまな世代や背景の人々と交流する際に支障が出るのではと心配してしまいます。しかしながら、彼らは適切な意思疎通の方法を知らないのではなく、彼らのやり方こそが適切と考えているのかもしれません。

このように捉えてから、しばらく皆のやり方を踏襲するようになりました。以前に比べてまったく変化は見られませんが、そもそもコミュニケーションに乏しいので実際の効果はわかりません。最終的には円滑に仕事をこなせれば問題ないので、あれこれ探りながら最適なコミュニケーションの方法を探っていきたいと思います。

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