ベランダ園芸のすすめ

植物ばかりの記事で恐縮ですが、春なのでしょうがありません。ベランダの植物は春から夏にかけて咲く花が多く、この季節が一番面白いときです。

ヒメオモダカの花

長寿梅やアオイスミレが花を咲かせたと思うと、雑草の代表格であるカタバミが黄色い花を咲かせます。どこからともなくやってきたオニタビラコも同じように黄色い花を咲かせます。

オニタビラコの花

荒川土手で寝っ転がりながら植物を観察するのも面白いのですが、ベランダで珈琲などを飲みながら腰を落ち着かせて観察するのも魅力的です。園芸店や植物市で購入した山野草を愛でるのもいいのですが、土手や公園で採取した雑草もなかなか素晴らしいものです。

カタバミの花

花だけでなく、新芽が出てくるのをじっくり観察するのも面白いです。長年付き合っていると「今年は昨年よりも一週間早いな」などという洞察もできます。記録をとっておくとより詳細に観察できるので、ノートやブログに書き留めておくことをおすすめします。

メダカを飼育している水鉢では、ヒメオモダカが花を咲かせました。葉が出て蕾の茎が伸びてきたと思ったら、次の日には花を咲かせていました。本当に注意深く見ていないと咲いたことさえわからないくらい成長が著しく、肥料もろくに与えていないのにたくましいなと感心します。

コムラサキ

人によっては植物はなんの関心も持たないものではありますが、じっくりと向き合ってみると大きな癒しを与えてくれるだけでなく、さまざまな示唆を得ることができます。新型コロナウイルスの影響で家の中で過ごすことが多くなったと思いますが、ベランダで植物を育てることをおすすめしたいと思っています。

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