先日、ひさしぶりに高田馬場にあるミャンマー料理店、ノング インレイ(Nong Inlay)に行きました。
ノング インレイはミャンマーのシャン料理の専門店です。シャン料理とは、ミャンマー北部に住むシャン族の民族料理です。このお店はテレビや雑誌などのメディアで多く取り上げられているので、ご存知の方も多いかもしれません。
私がこちらのお店に最初に足を運んだのはいつだったでしょうか。はじめてのミャンマー出張が2017年でしたので、その直後だったと思います。当時勤めていた上司たちと一緒に行ったのを覚えています。東京メトロ「Find my Tokyo.」の広告が2018年9月だったので、先駆けだったのかもしれません。
この日は5月中旬に行った、Rosco Motion Orchestraの新譜ジャケット撮影の打ち上げとして来店しました。作曲家の中野徳子さんもミャンマーに訪れたことがあり、いつか一緒に食べようと約束していました。私のパートナーと三人で楽しいひとときを過ごしました。
私のパートナーもミャンマー料理が大好きで、ミャンマーカレーと言われるヒンと後発酵させた茶葉を使うラペットゥという料理をよく作ります。しかしながら、ミャンマーには未訪問なので「自分のつくる味は正しいのか」と疑問に思っていました。
彼女もノング インレイには何度も訪れているのですがラペットゥを頼んだことはなかったので、ようやく自分の味が間違っていなかったことを確認できました。ミャンマーは私の大好きな国ですが、彼女も同じように愛してくれていてとても嬉しく思います。
ノング インレイでたくさん美味しい料理を堪能したあと、同じビルの二階にあるミャ ミィン モ(Mya Myint Mo)へ移動して二次会を行いました。こちらのお店は日本人が少なく、より現地の雰囲気が漂うお店です。
徳子さんとのクリエイティブ談義に花を咲かせ、久しぶりに時間を忘れるくらい外食を楽しめました。彼女もミャンマーへの愛が深く、今なお続く現地の不安定な状況を憂いていました。
最近は国内であまりミャンマーの政情を伝えるニュースを見かけませんが、現在も現地の人々は厳しい状況に晒されています。ミャンマーは自然が美しく、穏やかで優しい人々で溢れています。一日も早く安寧の日々が訪れることを願っています。