春のベランダ

先週日曜日には雪が降りましたが、季節はどんどんと春の色を濃くしています。ベランダの植物や生き物たちもすくすくと成長しています。

ヒメダカ

三月も後半に差し掛かったので、メダカのいる睡蓮鉢を掃除しました。合計四つあり、そのひとつはとても大きくて洗うのに苦労しました。水生植物の土を変え、枯れた茎や根を取り除き、株分けをします。かなり手間はかかりますが、これがとても楽しいのです。

ヒメダカの抱卵

レイアウトを変え、汲み置きしていた綺麗な水に取り替えてメダカを戻します。戻した直後は興奮して跳ねたりもしますが、一日くらいで元の調子に戻ります。
作業を終えてのんびり鉢を眺めていると、卵を抱いたメダカを発見しました。今年はとても早く、暖冬だったことが影響しているのでしょうか。

アオイスミレ

植物たちも花を咲かせています。アオイスミレはずいぶん前から花を咲かせていますが、ますます数を増やしています。写真は一週間ほど前のものですが、今は両手で数えられないくらいの数になっていました。

カタバミ

雑草として悪名高いカタバミも飼育していますが、黄色い可憐な花を咲かせています。生垣のツツジの影にひっそり生えていたものを鉢に移しましたが、今でも元気に過ごしています。

カラスノエンドウ

こちらは荒川土手から種を採取したカラスノエンドウです。二年目の春を迎えましたがたくさん芽が出て、すでに花をいくつも咲かせています。これからこの花が鞘となって、カラスのように黒くなります。

クマヤナギ

実生から育てているクマヤナギは枝がまだ細いですが、伸びに伸びて大きく成長しています。冬は葉が落ちて裸同然なので、春にちゃんと芽がつくか心配になります。しかしながら、それは杞憂でしたね。

カタバミ、アオイスミレ、クマヤナギ

外出できない日々が続きますが、ベランダで植物や生き物を育てると季節を直に感じることができてリフレッシュできます。この機会にみなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか。

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