念願の團十郎朝顔

「文京花の五大まつり」のひとつ、文京朝顔ほおずき市は新型コロナウイルスの影響で二年ほど開催が見送られていましたが、今年は無事に開催されました。

團十郎朝顔

お目当てだった團十郎朝顔を手に入れるために足を運びましたが、いつも購入していた牛天神北野神社では販売をしていませんでした。そういえば、牛天神は文京朝顔・ほおずき市と分離して「大輪朝顔まつり」を開催するようになっていたのです。ポスターを覗くと團十郎朝顔は澤蔵司稲荷で販売していたので、道を引き返しました。

後楽園駅方面から春日通りの緩い富坂を上り、牛天神から引き返して澤蔵司稲荷まで歩く道のりはたいした距離ではないのですが、気温が高くて汗だくになってしまいました。朝八時ごろだったのですが、かなり体力を奪われました。

すこし手間取りましたが、開催初日の開始時刻直後に訪れただけあって團十郎朝顔はたくさん残っていました。三年前は二日目の午後に訪れたため完売していたので、気合を入れておいてよかったです。

團十郎朝顔

文京朝顔ほおずき市の團十郎朝顔は黄蝉葉栗皮茶丸咲大輪(きせみばくりかわちゃまるざきたいりん)といって、明治末期に名古屋で作出された「花王」という品種の系統だと思います。

海老茶色の花弁も渋くて美しいのですが、発色のよい黄色の葉がとても綺麗で気に入っています。ただ、通常の朝顔ほど種がつかないので気をつかう必要があります。私は三年ほど育てた経験がありますが、猛暑が続いた年(最近は毎年ですが)は種がほとんど採れないこともありました。

朝顔

三年前に購入し、コロナ禍に花を咲かせ続けた通常の朝顔も育成中です。今年最初に植えたものは鉢を移す際に根元の土が崩れてしまい枯れてしまったで、二度目の挑戦となります。おそらく問題なく育ってくれると思いますが、こちらも気をつけて育てていきたいです。

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