ポンイェジーを使ったウェッターヒン

ミャンマー料理は私の大好きなアジア料理のひとつです。ミャンマー現地だけでなく、日本でも高田馬場などで味わっています。

ポンイェジーを使った豚の角煮のウェッターヒン

もちろん自分自身で調理することもありますが、パートナーも腕を磨いています。先日インターネットを何気なく見ていたところ、豚の角煮のウェッターヒンが美味しそうだったので彼女にリクエストしてみました。

ウェッターとは豚肉を意味し、ヒンはおかずやお惣菜を表します。ヒンはスィービャン(油戻し煮)という調理方法で作られるものが有名です。

ポンイェジー

調理方法が掲載されているページをパートナーに見せたところ、ポンイェジーと呼ばれるものを使用しているので大塚のミャンマー食材店まで買いに行こうと提案されました。ポンイェジーはペービザッといわれる豆を煮詰めた味噌のような調味料です。

ポンイェジー

食材店に到着してしばらく探しましたが見つからなく、お店の方に聞いたら「これだよ」と教えてくれました。ほとんどがミャンマー語で書かれているので判別しづらいのですが、裏面をよく見るとペービザッの英訳である「Horse gram」が書かれていました。

ポンイェジーを使った豚の角煮のウェッターヒン

パートナーはヒンは何度も作っていますが、ポンイェジーを使ったものは初めてです。しかしながら、とても美味しそうなウェッターヒンができあがりました。

ポンイェジーを使った豚の角煮のウェッターヒン

量がとても少なく見えますが、油にうまみが凝縮しているのでご飯が何杯でも食べられます。三枚肉もとろりと柔らかく、非常にジューシーでした。スープや定番のラペットゥも相変わらず美味しかったです。

ミャンマーは国軍がクーデターで権力を握ってから三年目を迎えようとしています。人々が生き生きと暮らしていたマンダレーの光景は今でも目に焼きついています。一日も早く平穏な日々が取り戻せることを願っています。

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