マンドレイクの開花2024

三月になりました。寒い日は続きますが、春の気配をそこかしこに感じます。気がついたら桜が咲いていたなんてこともあるのでしょうね。

マンドレイク(マンドラゴラ)の花

ベランダのマンドレイク(マンドラゴラ)が二回目の開花を迎えています。一年目は蕾を付けなかったので、もう三年の付き合いになるのでしょうか。ほかの植木に比べると新参者のように感じていましたが、加齢とともに時の流れはぐんぐん速くなっているのでしょう。

フランスの哲学者であるポール・ジャネが考えたジャネーの法則というものがあるのですが、主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるそうです。五歳にとって一年は人生の五分の一、五十歳にとって一年は五十分の一なので、五歳の一年は五十歳にとって十年に当たるそうです。

五歳の記憶はほとんど薄れていますが、十歳の頃ならよく覚えています。法則では小学四年生の一年は、現在の私にとって五年ほどになるということです。あながち間違っていないと思いますが、体験もそれだけ引き延ばされていると思うと、時間がすこしもったいない気もします。

閑話休題、今年のマンドレイクは蕾がひとつしか見えなかったのですが、咲いてみたらいくつも後ろに隠れていました。夏場に水をやれなかった日があるので傷んでいないか心配でしたが、元気でいてくれてよかったです。蕾が出てきたら液肥を与えていたのも問題なかったみたいです。

カラスノエンドウなど春の植物もすくすく育っています。また賑やかなベランダになることを心待ちにしています。

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