芸術家として

皆さんは占いやテストなどで、自身の性格を診断したことがあるでしょうか。その場合、診断結果はいつも一致しているでしょうか。

ヒルザキツキミソウ

私の場合は、大体いつも同じ結果になります。ディティールは異なることもあるのですが、気質としては「芸術家タイプ」と診断されます。どちらかというと論理的ではなく感情や雰囲気を大事にするタイプで、典型的な右脳型のようです。

皆さんは、どちらの脳を使っているかを診断する「利き脳テスト」をご存知でしょうか。これは両手、両腕を使うテストです。まず両手を組んでみて、下になる手が左右のどちらかを調べます。右の場合は右側の脳で、左の場合は左の脳で情報をインプットしているそうです。次に両腕を組んでみて、同じように下になる腕がどちらになるかを調べます。こちらも手と同じように、下になった腕側の脳で情報をアウトプットしているのだそうです。

私の場合は「右手・右腕」でした。つまり、「右脳・右脳」の超感覚派です。これは右脳ばかりを使っていることになります。この診断方法にどれだけ信憑性があるかは分かりませんが、確かに私は論理が飛躍することがあります。

その他、インターネットで行なう性格診断テストや、対人で行なう占いや算命学などでも、決まって「論理的思考ではなく、情緒的思考」で、適した職業は「芸術家」と診断されます。もともと小さな頃から芸術が好きで美大に進み、仕事もクリエイティブ関係ですので不満はありません。加えてまわりの人々からも「感性が人と異なる」と言われるので納得はしています。

アジサイ

しかしながら、向いているからといって芸術家として成功できるわけではありません。素質を持っていたとしても、高めることができるかどうかは別の話です。RPG(ロールプレイングゲーム)でいえば、キャラクターの職業は選べても、レベルを上げないとその特性を活かせないようなものです。

もう人生も残り半分を過ぎて、あとどれだけ自身の特性を高められるか分かりません。しかしながら、もし本当に芸術家としての性格を持ち合わせているのならば、最後までこだわっていきたいなと思っています。

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