災害と危機意識

連日台風が続きます。連休中も雨がちらつき、肌寒い陽気となりました。衣服の選択を誤って体調を崩さないようにしたいものです。

東京都足立区足立 荒川千住新橋緑地

本日は大型の台風16号がやってきて、東京は雨が強く打ち付けています。私の勤める会社は早期の終業を呼びかけ、天気がひどくなる前に帰宅することになりました。
家へ帰る道すがら、駅やデパートの売り場ではまだ働いている人たちがいました。コンビニや飲食店でも通常通り営業をしています。また、ネットでは台風でも仕事を終えることのできない人々が悲痛の声をあげています。

中には、明日の朝に遅刻がないように、自腹でオフィス近くのホテルに泊まるように指示をする会社もあるようで、仕事は大切とはいえ危機管理意識が欠落していることに驚かされます。
日本の各地では大きな災害が起きているにもかかわらず、東京は比較的安全だからといって従業員を危険にさらすことに、少々疑問がわいています。

私の勤める会社がより自然災害について意識を持つようになった転機は、やはり東日本大震災が起きてからだと思います。日本は地震や台風だけでなく、火山列島であるがゆえに噴火の危険もはらんでいます。それが日常茶飯事であるがゆえに軽視しがちですが、いつ大災害が起きるかわからない可能性も秘めています。こういうことに対しては、やはり必要以上に警戒するに越したことはありません。

会社だけでなく、私たち一人ひとりも災害に備えて準備を怠らないようにしたいものです。自然を愛する国の人々であれば、それに対して畏怖の念を持つことも重要ではないかと思います。

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