一年の変わり目、運気の変わり目

三寒四温とは言いますが、このところ寒くなる日の気温がとても厳しくなっていますね。梅の盛りを迎える様を見るともう春は来ているのに、まだまだ我慢せねばならない日々が続くのはもどかしいものです。

二十四節気では、立春を過ぎると新しいサイクルを迎えます。東洋の占いなどの大半は旧暦に準じているので、運勢もこの頃に変化を見せるのだと思います。私の運勢も立春を過ぎた頃から、にわかに変化し始めました。

運勢というよりは仕事といったほうがしっくりくるのですが、やらなければならないことが変化したことにより、忙しくなりつつあります。今まではものづくりの業務の比重が多かったのですが、この頃はものを売る業務が増えつつあります。また、事業や販売、人事や予算などの計画もより詳細に練らなくてならなくなりました。既存のものづくりはそのまま残るので、当然のように仕事量は増えています。これも過渡期ゆえの現象なのでしょうが、眠る頃には意識が遠のく速度が増しているように感じます。

私の信頼する知人のアドバイスでは、本来の私はそういった「忙しい」状態を好むので存分にやるといいということですが、本来の私ではない日常の私の気分では、なるべくのんびりと過ごしたいのも本音ではあります。

しかしながら、確かに目的意識を持って脳みそに汗をかき、現場に行って実感を伴った理解をして、自分自身で納得しながら動くことは嫌いではありません。体力に自信がないのでどこまで続くか分かりませんが、できるだけ続けていけるように頑張りたいと思っています。

眠りから覚めて間もない身体で縮こまりながら通勤していると、シジュウカラが元気良くさえずりを始めています。山茶花だけでなくその他の花々も少しづつ蕾を開こうとしています。スズメもあと少し経てば、子作りを始めることでしょう。彼らに負けないように、そして彼らに勇気付けられながら、私も努力していければと思います。

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