青砥の鳥新と杉戸煎餅

太陽の勢いが衰えており、過ごしやすい日が多くなりました。仕事をしているぶんには心地よいのですが、やはり夏は思い切り紫外線を浴びたいなと思う今日この頃です。

東京都葛飾区青戸:鳥新 焼き鳥

暑い日の夕暮れには、飲み屋に行って一日の疲れを癒すのが定番ですね。
飲み屋といえば、私は赤提灯が灯る焼き鳥屋が一番好みです。周りに気兼ねすることなく、お酒を飲んで美味しいものをたらふく食べて、会話も真面目なものから砕けたものまで思いついたままに語り合う。最近はそういった大衆酒場の良さが見直され、チェーン店も増えたように思います。また、お洒落な若者もこぞって訪れるようになりました。

すると私は段々と窮屈な気分になってきて、もっとオヤジ臭のする酒場に行きたくなります。最近は場末の酒場のようなお店が少なくなってきましたが、東京を歩くとまだまだ生き残っているようです。

今回ご紹介する焼き鳥屋は鳥新(とりしん)というお店で、オヤジだけでなくファミリーや若者にも人気の店舗です。青砥駅からすぐ近くの商店街にあり、地元に根付いた人気店です。ここは何がお気に入りかといえば、焼き鳥や料理がとても美味しいところです。

入り口では地元の人たちがお持ち帰りの焼き鳥を求めて群がっているのですぐにわかります。店内は常連のお客さんでぎゅうぎゅうで、とても賑やかです。若い店員さんたちが忙しそうに動き回っていて、繁盛店であることがわかります。

おすすめは何と言っても焼き鳥で、特にレバーは大ぶりで食べ応えがあるだけでなく、ふくよかな味わいで一本だけでも大満足です。定番のねぎ間やつくねなど、どれを食べても間違いありません。

東京都葛飾区青戸:鳥新 もつ煮込み

自家製牛もつ煮込みもおすすめです。じっくりと煮込んだもつや野菜から出る出汁がなんとも言えず美味しいのですが、五十円加えて豆腐を入れるとさらに美味しさが膨らみます。

東京都葛飾区青戸:鳥新 はんぺん焼き

私が一番好きな一品ははんぺん焼です。大きなはんぺんに衣をつけて揚げてあるのですが、かぶりつくとサクサクの衣の中にふわふわのはんぺんの甘さが口の中に広がります。一品でふた切れあるので、二人で食べるとちょうどよいと思います。

東京都葛飾区青戸:鳥新

テーブルも座敷もがやがやと賑やかで、楽しくお酒が飲めます。私はどちらかというとおじさんやお爺さんがたむろする静かな酒場が好きなのですが、そのようなお店はあまり美味しい料理を揃えていないことがあります(そういう料理も私は大好きなのですが)。鳥新さんは料理がとても美味しく活気があり、場末の酒場とは違った魅力があります。

東京都葛飾区青戸:杉戸煎餅

青砥駅にはあまり行く機会がないのですが、鳥新さんに行きたいがために足を運びます。もし青砥周辺に行く機会がありましたら、ぜひ立ち寄ってみてください。その際には、同じ青砥駅にある杉戸煎餅でせんべいを買うのもお忘れなく。たくさんの種類の揚げかき餅が並ぶ老舗ですが、アットホームな雰囲気で入りやすいです。毎日揚げたてのせんべいの味は病みつきになる美味しさです(上の写真も美味しくてつい食べてしまい撮影するのを忘れてしまいました)。

鳥新
東京都葛飾区青戸3-33-9

杉戸煎餅
東京都葛飾区青戸3-31-7

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