なくなりつつある商店街

以前から人気のない商店街に散歩で訪れることがありましたが、最近ではさらに多く訪れて、その商店街の歴史について地元の人から話を聞くことが増えました。

東京都江戸川区江戸川

東京には無数に商店街があり、それを運営している商栄会や振興組合もたくさんあります。しかしながら、現在では商店街の体(てい)を留めていないものが多くあります。

商店街の衰退の原因はお客さんの「足」の変化だと言われています。商店街が多く作られた戦前から戦後のお客さんは徒歩で訪れました。毎日の家事に追われているため近くの商店街を利用したものです。その後は自転車となり、さらに車へと発展していきました。電車などの公共交通網も整備され、より遠くの場所に手軽に買い物に出かけられるようになりました。

都内ではデパートの集まる繁華街へ向かい、地方では車で巨大ショッピングモールへ向かうようになりました。そして商店街から客足が減り、商店街は衰退していきました。

東京都江戸川区江戸川

また、後継者不足も大きな原因となっています。お店を継ぐよりも企業に就職するほうが収入がよく、若い人々には商店街で経営するメリットが少なくなっています。

私が中学生の頃くらいまでは、小さな商店街でもまだまだ活気があったように記憶しています。現在生まれ育った馴染み深い商店街に訪れてみると閑散としていて、その変貌ぶりに驚かされます。

駅近の複合施設やインターネット通販など確かに便利ではあるのですが、商店街が衰退していくのは非常に寂しい気持ちがします。「三十年前くらいは人で溢れかえっていた」などと話す商店街のお店の方の表情を見ていると、心が締め付けられる気持ちになります。

時代の流れはなかなか変えることができないと思いますが、少しでも商店街を盛り上げていけたらいいなと思います。

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