花ひらく長寿梅

土曜日には雪が降りましたが、翌日はとても暖かい一日となりました。水鉢の底でずっと姿を隠していたメダカも水面まで上がってきて陽の光を浴びていました。

冬越しのメダカ

梅の花はすでにつぼみが開いて美しい花を咲かせています。湯島天神では、境内の梅も鑑賞できるくらいにまで開花しています。文京梅まつりが開催していたので参拝客でごった返していました。様々な催し物が開催され、露店も多く出ていました。この賑やかな感じも春を感じさせます。

東京都文京区湯島:湯島天神の梅

湯島天神は、私が学生時代に合格祈願で訪れた神社でもあります。また、初詣などにもよく訪れていました。古くからある神社なので当たり前ではあるのですが、現在も人々に愛されていることを嬉しく思います。

東京都文京区湯島:湯島天神の梅

桜のソメイヨシノに比べて梅は数百年の寿命がありますが、私が学生時代に見た梅は今も境内に残っているのでしょうか。何十年かの歳月を経てもなお美しく咲く梅の木を見ていると、少し切ない気持ちになります。

長寿梅の花

さて、家の長寿梅も花を咲かせています。長寿梅はボケ属なので梅とは異なるものですが、同じ時期に花を咲かせます。四季咲きのため秋にも開花しますが、家の長寿梅は秋に花を付けなかったので少々心配していました。しかしながら、暑さや寒さにじっと耐えて花を咲かせてくれたのでほっとしています。

あと一ヶ月ちょっとで春分の日になり、ベランダの草木も息を吹き返します。剪定や植え替え、肥料やりなど仕事が増えますが、園芸のいちばん楽しい時期でもあります。植木の位置を変えながら微細な太陽の傾きに注目しつつ、春の訪れを心待ちにしたいと思います。

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