生命のたくましさ

入梅して雨雲が空にかかる日も多くなってきました。晴れていると嬉しい気持ちになりますが、そろそろ日差しがきつく感じられますね。

東京都豊島区雑司が谷:カワウ

ここ数日、実家の庭の植物の手入れを本格的におこなっています。地植えしている梅や山茶花、グレープフルーツなどが大きく成長して、家の二階まで届いてしまっています。実家の庭は日当たりがあまりよくないので、少々暗くなっていました。そこで、のこぎりや剪定ばさみなどを用意してほどよい高さまで切り詰めました。

日を分けて作業しましたが、結構な労働で疲れました。それにしても、日当たりの悪い環境のなかでよくぞここまで成長したものだと感心しました。それぞれの木は、最初に植えたときは膝ほどくらいしかありませんでした。

ホオズキの花

たくましさでいうと、何年もベランダで飼育しているホオズキも然りです。
今年もいくつか花を咲かせました。昨年は調子が悪かったので土を変えたり工夫をして、今年の春に再び芽を出してくれたのですが、梅雨前にはハダニにやられていました。しかしながら、美しい白い花を咲かせてくれてほっとしています。相棒のミニトマトが終わってしまったので、このホオズキには頑張ってもらいたいです。

コムラサキの花

コムラサキは根詰まりしていたので今年の春に切り詰めて、枝も剪定しましたが、旺盛に育ってくれています。すでに花が咲いて実になっているものもあります。ちょっと葉の色が悪くなっていましたが、消毒して回復しつつあります。

ヒメダカの針子

植物ではないのですが、メダカも新しい命が誕生しています。今年は十数匹ほどが冬を越せたので、孵化させるのは数匹くらいと思っていたのですが、思いもよらずたくさん孵化してしまいました。

親メダカがいる水鉢から親を移動させ、針子(メダカの幼魚)をそこで飼育しようとしたら、親が元々産んでいた卵が孵ってしまったのだと思われます。可愛らしいのですが、多くなってしまうので里親を現在募集中です。

カラスノエンドウ

植物や動物は調子を悪くしてしまうことも多いのですが、このようにたくましい側面もあります。春から夏の生き物に変わってきて、ますます生命が躍動していきます。冬までの短い間、彼らの活動を見守るのが楽しみです。

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