ハマヒサカキさらにその後

家の中で育てているハマヒサカキ。種から植える実生で育て始めましたが、かなり成長しました。

ハマヒサカキ

約三年前、振り返ると2016年の十二月あたりに採取した実を鉢に埋めて、翌年の春先に小さな芽を出しました。ハマヒサカキは道路の生垣に利用されるくらい丈夫な植物です。水不足などには気を付けましたが、あまり手をかけずに大きく成長しました。

現在では三十センチ以上になり、特に問題もなく元気にしています。小さな鉢で育てているのでそろそろこの大きさで成長は止まるのではないかと思っています。

ハマヒサカキの芽

芽を出し始めたころは上写真のような状態でした。少しでも触れたらすぐに枯れてしまうのではないかというほど小さくて弱い存在のように思えます。

二年くらい前は十センチくらいに成長していました。この頃は本当に成長著しく、気がつけば背が伸びているといった状態でした。

ハマヒサカキ

剪定をしていないので枝分かれはあまりせず、ひょろっとした形になってしまいました。もう少し形を作っていきたいところですが、枝を切っても挿し木で成長できることを知ってしまうと、なかなか枝を捨てる気になれないものです。とはいえ、これ以上増やす気にもなれないので、もう少し現在のままで育てて、ゆっくり決めたいと思っています。

クマヤナギ

ちなみに、こちらはクマヤナギの挿し木です。このクマヤナギ、2016年に購入したときのものは枯れてしまいましたが、実生で復活しました。しかしながら、今年に入って葉が枯れてしまって最近調子が悪いです。小品盆栽は鉢が小さいことから、些細なことで枯らしてしまう可能性があります。
この写真のクマヤナギは、調子が悪くなる前に剪定した枝から挿し木にしたものです。念のために増やしておくと、本家が枯れてしまった場合に備えることができます。

Scroll to top