子ども時代の環境

暑い日が続きますね。今年の夏は外出を控えているのでのんびり家で過ごすことが多いです。世の子どもたちは思い出を残す貴重な時間を有意義に過ごせなくて可哀想だと思います。

東京都北区駒込

感染症だけでなく、気温の上昇も含めて夏を楽しむことがなかなか難しくなってきます。昔は光化学スモッグなどの注意すべきものはありましたが、現代の比ではありません。日射病と呼ばれていた時代の熱中症に関しても、帽子をかぶる程度の注意で大丈夫だったと記憶しています。

きちんと整備された遊び場も用意されながら、一方で子どもが自由でいられる場所が狭まっています。大人の視線も厳しくなっており、徒党を組んで子どもの自由を排除する今の息苦しさは、同じ大人として問題だと思っています。また、子どもに悪さをしようとする輩も増え、見知らぬ人との交流機会を狭めています。私も四十代の男性なので、話しかけるのは疎か、近づくことさえしないように心がけています。

しかしながら、当事者である子どもは環境に順応して楽しめる特性を持っています。今はスマートフォンなどの情報デバイスもありますし、私たち大人には理解のできない楽しみ方を知っているような気がします。子どもがゆえに間違った方向に進んでしまうこともあるでしょうが、成長していく過程で彼らなりの倫理観をもって解決していくことでしょう。思い返せば私たちの子ども時代は問題だらけで、比較すれば今の子どもたちのほうがきちんとしているように思います。

だからといって、大人は子どものことを考えずに奔放に過ごしていいわけではないと思います。きちんと寄り添って話を聞き、ときには同じ目線で、ときには人生の先輩として、コミュニケーションしていかなければならないと思います。そして大人として、自分自身が正しい行動をとらなければならないのだと思います。

私には子どもがいませんが、もし子どもがいるのであれば、自分が子どものころに楽しく過ごした体験を紹介し、子どもが今楽しいと思うことを一緒に体験してみたいと思います。お互いによいと思うものを紹介しあい、一緒になって体験してみたら、心が通いあえるような気がします。

今は体験の選択肢が少なくなっている状況ですが、子どもにとって掛け替えない、掛け替えのない今年の夏を過ごしてもらえたらと思います。

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