猫の毛は厄介

猫の毛は本当に厄介です。最も悩ませるのはアレルギーで、以前子猫の里親になりたいと申し出たご家族の旦那さまが猫アレルギーであることが判明し、一週間ほどで家に戻ってきたことがありました。

猫

小学生の息子さんは非常に残念がっていたそうで、気持ちを思うと今でも心が痛みます。ちなみに私もひどい猫アレルギーでしたが、家は猫だらけで耐性がついたのか、成長したからなのかわかりませんが完全に克服してしまいました。

次に厄介なのが服が毛だらけになることです。新品でもすぐに貧乏臭い印象になり、洗濯機で洗うとさらに毛がまとわりついて逆効果です。スーツなどは出かける前に念入りに毛を取りますが、同僚や取引先に「毛がたくさん付いていますね」と指摘されてしまいます。

こうなると、毛がついても目立たない素材や色の服を選ぶほかありません。黒や紺色の服も好きでしたが、グレーを手に取る癖がつきました。おかげで似たようなアイテムが増える一方です。濃い色で唯一気にならないのは古着です。Tシャツはその最たるもので、洗いすぎて表面が擦れているためか毛を受け付けません。

こまめにお風呂に入れたり、ブラッシングをしてあげれば軽減されるのでしょうが、何十年も多くの猫を飼ってきた家ではほとんど効果はないと諦めています。また、すでに外見にこだわるような歳でもなくなっています。

猫と共に過ごせる時間は何ものにも変えがたいですし、この先もそれなりにうまく付き合っていければいいと思っています。

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