外猫との一期一会

外で見かける猫は、ある日を境にふといなくなってしまうことがあります。世話をしていないのでしょうがないことですが、愛着がある猫だと寂しい気持ちになります。

東京都豊島区雑司が谷:大鳥神社の猫

自分と地域のつながりがそれほど強くない場合、外の猫が失踪すると消息をつかむことはかなり難しいといえます。人の目が届かない場所で息絶えたのか、拾われて屋内で飼われているのか、一体どうしているのでしょう。

東京都豊島区雑司が谷:大鳥神社の猫

雑司が谷の大鳥神社にはいつも猫が数匹いるのですが、お気に入りだったハチワレの猫の姿を見なくなりました。顎が黒い色に覆われていたので、パートナーと「ひげちゃん」と呼んでいました。いなくなってから一年半ほど経つので再会はあきらめていますが、今でもつい探してしまいます。

耳は不妊去勢手術をした切れ込みがあったので野良猫ではなく地域猫だったのでしょう。雑誌の雑司が谷特集にも登場していて、迷わず手に取り購入したこともありました。

東京都豊島区雑司が谷:大鳥神社の猫

餌はあげずに話しかけ、すこし撫でる程度の仲でしたが、甘える様子はなくマイペースにたたずむ姿が素敵な猫でした。もう一度会いたいと思いますが、再会できたとしてもお別れは変わらずやってくると思います。これこそが一期一会、別れを悲しむよりも出会えたことに感謝するべきなのでしょう。

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