喋れない猫や植物に学ぶこと

飼っている猫や植物と話ができればいいのにと思うことがあります。彼らは言葉を発することができず、こちらの話も理解できません。

東京都荒川区西尾久:猫

彼らの思っていることや感じていることがはっきりとわかれば、病気のときなどにもっと早く対処できると思います。植物などは葉の色が悪くなったり、枯れたりしてはじめて気がつきます。何度も失敗を重ねて、経験を積まないと不具合を回避することができません。

猫はある程度仕草や表情で判断することができますが、やはり人間ほどはっきりしていません。こちらも日頃から丁寧に観察してあげないといけません。

東京都豊島区東池袋:猫

それでも逆に、言葉を交わせないことで彼らを深く思いやることもできます。人間同士だと「言ってくれなきゃわからない」と相手の表現方法や態度を非難してしまうことがありますし、相手の発言に腹を立てることがあります。猫や植物にそのようなことはまずあり得ず、むしろ「こちらの配慮が足りなかった」と反省するものです。

そう考えれば、人に対してもっと相手の立場に立ち、謙虚になる必要があるのかもしれません。しっかり意思を伝え合うことも大事ですが、表面的なコミュニケーションに捉われすぎないように自制するべきだと思います。

動物や植物と付き合っていると、人だけでは得られない気づきがたくさんあります。感謝をするべきですが、突然彼らが喋り出して主張し出したら、やっぱり喧嘩してしまうのかもしれませんね。

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