コーヒーショップの混沌

私はよくコーヒーショップへ行きます。古い喫茶店も好きなのですが、手軽に利用できるチェーン店を利用することが多いです。若くておしゃれな人たちが集うカフェもいいのですが、堅苦しくないほうが落ち着きます。

そんな私の感覚と似ているのでしょうか、地元のコーヒーショップはご高齢の方がたくさん利用しています。ひとりで利用する人も多いですが、お仲間が集まってわいわい話しているグループがほとんどです。

令和の現在、高齢化社会となりお年寄りであふれ、古き良き喫茶店は数を減らしています。さらには個人経営のお店が減って、まわりにはチェーン店ばかりが営業しています。ひと昔前はチェーン店は若者、個人経営店はお年寄りといった棲み分けができていましたが、今ではお年寄りがチェーン店に集まるようになりました。

平日も土日もお昼くらいに地元のコーヒーショップに訪れると、カオスの様相を呈しています。グループが座席を占領したり、満席なのに隣の席に荷物を置いている人がいたり、なかなか困ったものです。しかしながら、声をかけると「あらごめんなさい」となおしてくれるので、世代によるコミュニケーションの違いであるともいえます。

これからさらにお年寄りが増え、私もその世代に所属するようになります。日本の日常が今後どうなるのか、不安がありながらもちょっと楽しみにしています。

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