何度目かの春の訪れ

このコラムでなんども同じ話題を取り上げているのですが、取り上げられずにいられません。街のあちこちで春が到来しています。

四万十川柳, ニレケヤキ, 長寿梅

ベランダのニレケヤキの葉が膨らみ、可愛らしい緑の芽を覗かせています。四万十川柳も花穂から花序が伸び、枝からも葉が芽吹いています。

ホオズキ

昨年の秋に枯れてしまったホオズキも、小さな新芽が顔を覗かせていました。うまく育つかわかりませんが、土を取り替えているのでしばらく様子を見ます。

東京都豊島区雑司が谷:雑司ヶ谷霊園 カラスノエンドウ

ベランダの鉢に植えたカラスノエンドウは元気に蔓を伸ばしていますが、雑司ヶ谷霊園のものはすでにピンクの花を咲かせていました。野生のたくましさを感じます。

東京都豊島区雑司が谷:雑司ヶ谷霊園 沈丁花

霊園は沈丁花の香りがそこかしこに立ち込めていて、春の到来を感じさせます。子どもの頃はこの香りがあまり好きではありませんでしたが、今では大好きになりました。

東京都豊島区雑司が谷:雑司ヶ谷霊園 シキミ

シキミの花も満開で、蕾もたくさん付いていました。いつも通る霊園の道の脇に植わっているのですが、毎年この季節になると薄黄色の美しい花を咲かせます。仏事に用いられる、食べると死んでしまうほどの毒があるという知識を得たのもこちらの木で存在を知ったからです。

東京都豊島区雑司が谷:雑司ヶ谷霊園 オオイヌノフグリ

そして、足元を見るとオオイヌノフグリが可憐な花を咲かしています。小学校の低学年で習う代表的な花で、名前の由来を聞いて大笑いしたことが昨日のように思い出されます。そのまわりにもカタバミなどさまざまな植物が成長しています。

東京都豊島区雑司が谷:雑司ヶ谷霊園

あと少し経ったら春分を迎え、いよいよ春も本番です。桜が咲くのもあっという間でしょう。早く荒川土手や水元公園辺りを散歩したいところですが、その前に締め切り間際の仕事を片付けなければなりません。ともあれ春がやってくるのはやっぱり嬉しいものですね。

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