気がつけば、このコラムも２００回目を迎えていました。１００回目が２０１５年１月２０日だったので、約１年半で１００回分を進めたことになります。
２０１３年９月に始まり、あと少しで丸３年を迎えることになります。あの頃はまだ大連で、歳も四十代に至っていなかったので、ずいぶんと私もまわりも様変わりしました。
１００回目からの１年ちょっとは、以前よりもっと路上の草花に目を向ける日々が続きました。また、大きな変化としては、野鳥探索を行なうようになったことが挙げられます。
スズメやツバメに出会い、シジュウカラの巣立ちやカワセミの魚獲りを目の当たりにし、多くの新しい鳥たちを知り、今年になって再び同じ季節のサイクルで彼らに出会う機会に恵まれました。過去にもそのような機会がたくさんあったのでしょうが、私はそれに気づくことはありませんでした。
あらゆるものは、気づきがないと、絶対に目に映ることがないのだなと思った日々でした。そしてそれらの出来事を文章として残し、当時の気持ちを蘇らせることができるのも、このコラムを続けてきた喜びでもあります。
仕事の内容も変わりつつあり、プライベートを含めて新たな体験や新しい人との出会いも続いています。しかしながら、この状況も未来に向けて刻々と変化を続けていくでしょうから、引き続きこのコラムに綴っていきたいと思います。
